青年局海外研修
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8月3日から7日までの5日間、青年局の海外研修で台湾を訪れました。
全国各地から青年局や学生部のメンバーが参加し、台湾の政治、経済、文化に触れながら、これからの日台関係について考える大変充実した研修となりました。
研修初日には、頼清徳総統を表敬訪問する機会をいただきました。
頼総統からは、日本と台湾はこれまで困難な時に互いを支え合ってきた関係であり、今後も日本が必要とする時には台湾として力になりたい、という趣旨のお話がありました。
災害が発生した際にも、日本と台湾は幾度となく互いに手を差し伸べてきました。
今回の熊本地震に際しても、台湾の皆さまから多くのお見舞いやご支援をいただいています。
台湾を訪れた私たち自身の言葉で、こうした支援への感謝を直接お伝えできたことは、今回の研修において大きな意味があったと感じています。
5日間を通じて改めて実感したのは、国と国との関係を支えているのは、最終的には「人と人とのつながり」だということです。
日本から台湾を訪れ、台湾から日本を訪れていただく。直接会って言葉を交わし、お互いの文化や価値観を知る。
一つひとつの交流は小さなものに見えるかもしれません。
しかし、それが何年、何十年と積み重なれば、お互いへの理解や親しみが生まれ、簡単には揺らぐことのない信頼関係へとつながっていきます。
人の往来が活発になることは、観光や経済にとっても大きなプラスです。
それと同時に、国境を越えた「顔の見える関係」が増えていくことにも、大きな価値があると思います。
特に若い世代がお互いの国を訪れ、交流し、相手の国を身近に感じる。
困難な時には助け合いたいと思える関係を築いていく。
こうした積み重ねもまた、これからの日台関係を支える大きな力になるはずです。
青年局は1967年以来、半世紀以上にわたり台湾との交流を続けてきました。
今日の日台関係があるのも、長年にわたって多くの先人たちが交流を重ね、信頼を築いてきたからこそです。
私たちには、その関係を受け継ぐだけでなく、さらに深め、次の世代へ渡していく役割があります。
今回の研修でもう一つ印象に残ったのが、一緒に参加した学生の皆さんの姿です。
わずか5日間ではありましたが、台湾でさまざまな人と出会い、普段の生活ではできない経験をし、それぞれが多くのことを吸収していました。
特に素晴らしかったのが、最終日のスピーチです。
台湾で何を見て、何を感じ、そして何を考えたのか。
それを自分自身の言葉で堂々と伝える姿を見て、この5日間での成長を強く感じました。
今回の研修で得たものを、台湾での思い出だけで終わらせるのではなく、これからの人生にどう生かしていくのかが大切だと思います。
進学、就職、仕事、地域での活動など、それぞれがこれから歩んでいく人生の中で、台湾で出会った人たちの言葉や見た景色、自分自身が感じたことを思い出し、次の一歩につなげてほしいと思います。
そしていつか、今回参加した学生の中から、日本と台湾をつなぐ役割を担う人が生まれてくれれば、大変嬉しく思います。
そして今回、私自身が最も心に残った言葉の一つが、台湾海峡をめぐる情勢について語られた際の頼清徳総統の
「日台の友好が抑止力になる」
という言葉です。
台湾海峡の平和と安定は、台湾だけの問題ではありません。地理的にも経済的にも深いつながりを持つ日本にとっても、決して他人事ではありません。
だからこそ、政治や外交の取り組みに加えて、日本と台湾の人々が日頃から交流を続け、お互いを理解し、信頼関係を深めていくことにも重要な意味があるのだと思います。
経済、観光、教育、文化、スポーツ、そして若い世代の交流。
さまざまな分野で人の往来が増え、お互いを身近な存在として感じる人が増えていく。
その積み重ねが日台の結びつきをより強いものにし、台湾海峡の平和と安定を支える力の一つになっていく。
実際に台湾を訪れ、多くの方々と直接交流したからこそ、頼総統の「日台の友好が抑止力になる」という言葉の重みを、より強く感じました。
日台交流は、単なる友好親善だけにとどまるものではありません。
交流を続けること。信頼を積み重ねること。
そして、その関係を次の世代へつないでいくこと。
今回の台湾研修で得た出会いや学びを5日間だけの経験で終わらせることなく、私自身もこれからの日台交流につなげていきたいと思います。
そして、一人でも多くの日本人が台湾を訪れ、台湾の皆さんにも日本を訪れていただき、人と人との交流がさらに広がっていくことを願っています。
5日間の研修を通じてお世話になった台湾の皆さま、研修を支えてくださった関係者の皆さま、そして共に学んだ参加者の皆さんに、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。



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